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「Simple Membership」で無料・有料会員サイトの作り方・カスタマイズ方法

「Simple Membership」で無料・有料会員サイトの作り方・カスタマイズ方法 公開日:2021/06/10
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目次 [ひらく ▼]

Simple Membershipでできること

  • 記事閲覧を会員限定に制限ができる。
  • 会員レベル管理ができる。
  • 有料会員の課金機能(PayPal、Stripe)がある。
  • 会員プロフィール表示ができる。
  • 設定が充実している。

会員と記事の関係について

コンテンツ保護機能

投稿や固定ページの記事ごとに、記事を閲覧できる「会員レベル」を指定することで、コンテンツ保護の設定ができます。
それに加え、記事のカテゴリーごとにコンテンツ保護の設定を行うこともできます。

記事編集画面に表示される設定項目

Simple WP Membership プロテクション

会員の管理

WordPress 管理画面 > WP Membership > メンバー
登録会員が一覧表示されます。管理者が手動で会員情報を編集することができます。

WP Membership > メンバー

会員の追加

WordPress 管理画面 > WP Membership > メンバーの追加
管理者が手動で会員情報を新規追加することができます。

会員レベルの追加

WordPress 管理画面 > WP Membership >Simple WP Membership::会員ランク
「会員レベル」は自由に追加できます。「無料会員」「有料会員」など、会員レベルは自由に設定できます。
コンテンツの閲覧期限が1ヶ月限定の有料会員を設定し、コンテンツを閲覧できる期間を制限した会員レベルを登録することができます。

Simple WP Membership::会員ランク
新規会員レベルを作成

カテゴリー保護

記事のカテゴリーごとにコンテンツ保護の設定ができます。
ログインしていない閲覧者に対して、コンテンツを閲覧を制限できる会員レベルを設定できます。

カテゴリー保護

ドロップダウンメニューからログインしていないユーザーに非公開にするカテゴリーを選択します。
次にドロップダウンメニューから既存の会員レベルを選択し、その会員レベルのユーザーにのみ公開するカテゴリーを選びます。

投稿・固定ページの保護

投稿と固定ページの記事ごとにコンテンツを閲覧できる会員レベルを設定できます。

投稿・固定ページの保護

Simple Membershipの会員登録の流れ

  1. ユーザーは会員登録したい場合「会員登録」をクリックします。
  2. 会員登録ページでは、無料・有料すべてのプランを明記されているので希望の会員を選べます。
  3. ユーザーは登録したい会員種別を選択します(会員種別ごとの登録ページをリンクさせておく)。
  4. 会員登録ページでは、最低会員が無料会員なので、ほとんどのユーザーが無料会員になるでしょう。
  5. 有料会員になるためには、paypal支払いボタンをクリックしてpaypal画面で決済を行います。
  6. paypalで決済処理が完了すると、その情報がSimple Membership Pluginに自動送信され、プラグインでは適切なアカウントを作成して会員登録ページのURLを載せたメールをユーザーに送信します。
  7. ユーザーは約1時間以内に、「会員登録完了」の件名のメールを受け取ります。
  8. ユーザーはメール本文中のリンクをクリックして、会員専用の登録ページにアクセスし、自分のアカウントの「ユーザー名」と「パスワード」を入力します。
  9. 会員登録フローは以上です。
    ※すでに無料会員である場合は、無料アカウントの登録ページから会員登録のページを経て、有料会員へアップグレードしてもらうことで有料会員になっていただくことも可能です。

課金の仕組みについて

1ヶ月単位の契約とするパターン

有料期限を1ヶ月とした会員レベルを作成します。

1ヶ月単位の契約とするパターン

退会処理するまで毎月自動引落するパターン

無期限(キャンセルしない限り有効)とした会員レベルを作成します。

退会処理するまで毎月自動引落するパターン

また、支払いサイクルは以下から指定できます。

  • 〇日(指定した日数で有効)
  • 〇週(指定した数の週の間有効)
  • 〇ヶ月(指定した数の月の間有効)
  • 〇年(指定した数の年の間有効)
  • 有効期限を指定 (指定した日付まで有効)

Simple Membershipの退会機能について

「Simple Membership」には、デフォルトで会員退会機能がありますが、デザイン制限があり融通が効きません。
退会機能は「Never Let Me Go」プラグインを使用するのがおすすめです。

Simple Membership カスタマイズ 備忘録

① Simple Membership会員 ログイン後のリダイレクト先変更

ログイン後のリダイレクト先を任意に変更したい場合「Simple Membership After Login Redirection」を追加します。
「Simple Membership」 プラグインのメンバーシップアクセスレベルごとにログイン後のページを設定することができます。

After Login Redirection

Simple Membership After Login Redirectionの設定方法

WordPress 管理画面 > WP Membership >Simple WP Membership::会員ランク
「After Login Redirection Page」へログイン後のURLを入力し、更新します。

Simple Membership After Login Redirection

最後のページ (ログインリンクをクリックしたページ) にリダイレクトしたい場合

WordPress 管理画面 > WP Membership >Login Redirection
有効にすると、プラグインはログイン後にメンバーを最後のページ (ログイン リンクをクリックしたページ) にリダイレクトします。
これは、メンバーシップレベルで構成された他のログイン後のリダイレクトを上書きします。

② SimpleMemberShipの条件分岐タグ

「SimpleMemberShip」は会員レベルによって公開・非公開を選択出来る機能がデフォルトにあります。
ただし、テンプレート内で会員レベルごとに表示を制御するには、条件分岐が必要となります。
公式サイトでも見当たりにくいので、よく使用する機能をまとめておきます。

ログインユーザーかどうかを判別したい場合、Wordpressの「is_user_logged_in() 」という関数を利用することができます。

WordPressユーザー ログイン前・ログイン後 条件分岐

今回こちらは使用せず、SimpleMemberShipの独自関数を使用します。

SimpleMemberShip会員 ログイン前・ログイン後 条件分岐

SimpleMemberShip会員 メンバーID 取得

SimpleMemberShip会員 メンバーシップレベル(会員レベル)別 条件分岐

③ 会員登録時・プロフィールページの項目の並び順変更

こちらの方法はプラグイン内のファイルを修正する必要があり、プラグインをアップデート・更新した場合、元に戻ります。
アップデート・更新時によくご注意下さい。

会員登録フォームの並び順変更

プラグインディレクトリの下記ファイルが該当します。
wp-content/plugins/simple-membership/views/add.php

プロフィール編集フォームの並び順変更

プラグインディレクトリの下記ファイルが該当します。
wp-content/plugins/simple-membership/views/edit.php

④ 会員項目の追加カスタマイズ

会員項目を自由にカスタマイズしたい場合は、有料アドオン「Form Builder」を検討しましょう。

Form Builder Addon

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