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「TCPDF」文章出力 Write()・writeHTML()を選ぶポイント

「TCPDF」文章出力 Write()・writeHTML()を選ぶポイント 公開日:2022/03/28
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PDFを出力できるフリーのPHPライブラリ「TCPDF」では、
文章の出力にWrite()・writeHTML()という関数を使います。
どちらも向き・不向きがあるので、どういう基準で選ぶとよいかご紹介いたします。

目次 [ひらく ▼]

Write()

引数で渡した文字列をそのまま出力します。

Write()の直前でSetXY()という関数を使えば、表示位置を細かく指定できるため、
自由なレイアウトが可能です。

表示位置を指定しなければ、その前のWrite()の続きから出力されます。
そのため、文章量が変動する場合もレイアウトが崩れません。

writeHTML()

HTMLのタグ・スタイルを使って、レイアウトを組むことができます。

HTMLに慣れている方におススメです。
ただし、一部のタグ・スタイルにしか対応していないため、注意が必要です。

どちらを選ぶのがよい?

簡易なレイアウトのPDFを出力するならば、writeHTML()が扱いやすいです。
特に、表を出力するならTableタグを使えて便利です。

ただし、複雑なレイアウトの場合、writeHTML()では表示が崩れることがあります

実際にあった例なのですが、
複雑なレイアウトで文章量が変動するPDFを出力しようとすると、レイアウトが崩れてしまいました。
レイアウトが崩れるときはWrite()を使用するのがよいでしょう。

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